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道具について

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弓道の道具について

弓道の用具はまだ完全に均一化されていないため、個人が固有の用具を自己で準備し、管理しなければならない。安全に留意して練習や、試合をするため、また、用具の十分な性能発揮のためにも各個の工夫、愛着も必要である。それは伝統的な弓道理解のための一助ともなるものである。
1、足踏み
弓の長さは221cm(7尺3寸)を基準とし、射手の身長または競技の種類により若干の長短を認められる。
(3寸詰まり約9cm短より4寸伸び、約12cm伸びの間)

握りの位置は弓の上部から約3分の2のところにあることを要す。矢摺籐の長さは6cm以上。

弓には照準のための装置や目印をしたり、類似のことをしてはならない。

弓は使用の仕方により変形したり、外竹が破損しやすいので、管理、保管は勿論、持ち運びにも丁寧にあつかうべきである。

弓は矢を番えずに矢束近く引いて、そのまま離すと破損することがある。

弓の張り方は、一般的には以下の通りである。

弓の受板に末弭をあて、本弭を下にして、左手を弓の握りのあたりに向けて張り、右手で本弭を上に引き上げ、本弭の少し上のあたりを腿の上部にかけ、右手で弦を取り本弭にかける。
竹弓は特に弓の形が落ち着くまで待つべきなので、練習や、試合の初めにはまず、弓を張ってから、他の準備をする。
弓を張る受板がないところでは、壁や、床で張ってはならない。その場合は二人一組となって、肩、両手で末弭の部分を受けてもらって張る。

弓の強さは弓を引いたときの負荷をkgで表す。個人に適する弓の強さは、各自が肩入れできる弓の強さの1/2が標準である。初心のうちは1/3から1/4くらいが適当である。
2、胴造り

自己の引く矢束(自己が引く矢の長さ)より5cm以上長い矢。(自己の喉もとよりまっすぐに伸ばした左腕の中指の指先までに指3本の長さ以上をプラス)初心の射型が定まらないうちは10cm位長い矢が適当である。
1組4本(試合では予備矢、2本が必要)。巻藁矢一本。
弓道の事故は少ないが、あるとすれば矢に関係するものがほとんどである。
危険防止上、的前では次の矢は絶対使用してはならない。
矢束より短い矢、または矢束いっぱいの矢。
羽のついてない矢
(巻藁用の矢、破損して一枚でも羽のとれた矢)。
箆が割れた矢、または箆が折れた矢。
板付(矢の鏃)のとれた矢。

また、人のいる方に向かって矢番えをしたり、かりそめにも打起こしをしてはならない。
4、打起し
弓の長さにより弦にも長短がある。切れることを予測して、必ず、予備の弦を作り、何射か引いてから、弦巻に用意して置く。

弦に矢を番える部分を中仕掛け(中関)という。

中仕掛けの作り方は、「まぐすね」で麻弦を良く摩擦し、くすねを弦に良くしみこませ、15cm位の麻で、矢番えの位置より1〜1.5cm上から作る。最後に「道宝」で良く締めつける。握りに対して矢番えの位置が低いと左手(弓手)の親指を負傷する原因になる。中仕掛けが筈に対して太すぎたり細いと矢を射るとき失敗しやすい。

弦輪は一重結び、二重結びがある。たびたび、弦輪を修正すると弦がきれやすくなる。末弭に対して弦輪が小さすぎると弦は切れやすい。弦輪が大きすぎると不安定で弓のために良くない。
4、打起し
は鹿革製。親指の堅いもの、柔らかいもの、指3本─三つ*、指4本─四つ*、指5本─諸*などがある。

使用の際は*を汗から守るため「したがけ」(木綿のもの)を必ずつける。湿気に弱いので保管にも注意する。*をさす(つける)ときは必ず跪座か、正座をして行う。
3、弓構え
的前の稽古とあわせて巻藁の稽古も大切である。巻藁に正対した場合、必ず弓一杖(弓1張の長さ、約2m)の距離を保ち、それ以上遠くから、また、それより近くからも射を行ってはならない。巻藁と正対するように足踏みし、矢の着点は自分の唇の高さ辺りに集中するようにする。巻藁用の矢には羽がついていないものが多いので、危険防止のためにも特に注意する。

稽古用の巻藁の大きさも直径45cm、ないし54cmのものが望ましい。

巻藁のうしろに矢止め用の畳などを置く必要がある。

練習の初期は畳を巻藁代わりに使うのも良い。

射込んだ矢を抜くときには矢筈などが周囲の人に触れぬよう注意する。
4、打起し
射法・射型稽古用に利用するのに適している。ゴムを必ず外回りにして引く。
5、引分け
服装は原則として弓道衣(白筒袖)袴、白足袋であるが授業などでは運動着でも良い。ただし、左胸にポケット、前にボタンがある上着は「離れ」のときに弦で払う心配がある。
女子は「胸当て」を用意する。「胸当て」は胸の右上から左脇下につけるのが良い。
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